5 節 · 判定とタイミング
得点の数え方と残り点
スヌーカーは「今いくつ残っているか」を数えられるゲームです。点差ではなく、残点で考えます。
1 点ずつ積む
得点は赤 1 点、黄 2 点、緑 3 点、茶 4 点、青 5 点、ピンク 6 点、黒 7 点です。赤を落としたあとに黒を落とすと、1 往復で 8 点。同じ赤を黄色で処理すると 3 点にしかなりません。
この差がそのまま勝負になります。赤が 15 個ある序盤は、黒を狙える形に手球を残せるかどうかで、1 フレームの取り分が数十点変わります。逆に、黒が狙えないときは無理をせず、低い色で確実に番を続けるほうが得です。
残り赤数と残り点
テーブル上の残点は「残り赤 × 8 + 27」で求められます。8 は赤 1 点+黒 7 点、27 は色球 6 個の合計(2+3+4+5+6+7)です。赤が 15 個ある開始時点で 147 点、赤が 1 個なら 35 点、赤が 0 なら 27 点になります。
| 残り赤 | 残点 | 残り赤 | 残点 |
|---|---|---|---|
| 15 | 147 | 7 | 83 |
| 14 | 139 | 6 | 75 |
| 13 | 131 | 5 | 67 |
| 12 | 123 | 4 | 59 |
| 11 | 115 | 3 | 51 |
| 10 | 107 | 2 | 43 |
| 9 | 99 | 1 | 35 |
| 8 | 91 | 0 | 27 |
逆転できるかを数える
逆転に必要な点は「相手の得点 − 自分の得点 + 1」です。これが残点以下なら、1 本のブレイクでひっくり返せます。残点より大きい場合は、自力では届かないので、相手のファウル(1 回 4 点以上)で詰めるしかありません。
たとえば 40 対 60、残り赤 5 個なら残点は 67 点。必要な 21 点は残点の中で返せます。逆に 20 対 50、残り赤 3 個なら残点 51 点に対して 31 点が必要で、まだ届きます。これが 20 対 70、残り赤 1 個になると残点 35 点で 51 点が必要になり、ファウルを 4 回もらう計算になります。
この計算はこのページの下にある計算機で確かめられます。数字を入れ替えるだけで、必要なスヌーカー数まで出ます。
ブレイクという単位
自分の番が続いている間に積み上げた点をブレイクと呼びます。画面の Largest Pocket は、そのフレームで最も大きかったブレイクの記録です。50 点を超えるブレイクを 1 本作れると、1 フレームの主導権はかなり握れます。
ブレイクを伸ばすコツは、次の色を狙いながら手球の止まる位置を決めることです。落とすことだけを考えると、次の球が狙えない位置に手球が残り、そこで番が切れます。
147 点の内訳
1 フレームの上限は 147 点です。赤 15 個それぞれに黒を挟むと 15 ×(1 + 7)= 120 点、最後に色球 6 個を順番どおりに落として 27 点、合計 147 点になります。
この 147 点を狙うには、15 回続けて「赤 → 黒」を決め、さらに黄から黒までを落とす必要があります。1 度でも形が崩れると成立しないので、実戦では 147 点そのものより「黒を何回挟めたか」を見たほうが役に立ちます。
残り点とスヌーカー必要数
赤 1 個=8 点(赤 1+黒 7)として、テーブル上の残点を出します。足りない分はファウル 4 点で詰める前提の概算です。
- 67テーブル上の残点
- 20逆転に必要な点
- 5必要なスヌーカー数
計算のしかた
残点 = 赤の数 × 8 + 27。赤 1 個は「赤 1 点 + 黒 7 点」で 8 点、赤が全部なくなったあとの色球は 黄 2 + 緑 3 + 茶 4 + 青 5 + ピンク 6 + 黒 7 = 27 点です。逆転に必要な点は「相手の得点 − 自分の得点 + 1」。 残点で足りない分は、ファウル 1 回あたり最低 4 点として必要な回数を切り上げます。
| 自分 | 相手 | 残り赤 | 残点 | 必要点 | スヌーカー |
|---|---|---|---|---|---|
| 40 | 60 | 5 | 67 | 20 | 5 |
| 20 | 50 | 3 | 51 | 30 | 8 |
| 70 | 55 | 8 | 91 | 0 | 0 |